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技術者の年収の向上に、技術を開発することは役に立たない。
技術者の年収は、需要と供給の関係によっている。技術の需要が増えるか、技術者の数が減ることが、技術者の年収を向上させる。
技術者の地位が高い国では、技術者の数が少なく抑えられている。
高度な技術を開発すればするほど、技術者が勉強する負担は増える。よって、地位はかえって下がっていく。
需給関係が悪ければ、技術者の地位は下がる。
まったく高度なことをしていない職業でも、供給が制限されている職業では、年収が高く、地位も高くなる。たとえば、規制法人の役員などは年収が高い。
技術者の年収を決めているのは、技術ではなく、経済原理である。
技術のありがたみが実感できないと、技術者のありがたみが分からない。技術のないところでは、人は原始的な暮らしを強いられる。
携帯電話がなかった時代には、連絡がなかなかつかなかった。インターネットがなかった時代には、ちょっとしたことを調べるのに図書館に通っていた。タミフルがなかった時代には、新型インフルエンザがはやればおしまいであろう。
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